�@日　時 ： 令和７年９月１２日(金)　9：00〜10：45
 
�A訓練想定 ：
　● 駿河湾沖を震源とする大規模地震が発生。（最大震度７）
　● 地震の発生から概ね３日経過までの各状況下。
　● 県内全域で建物倒壊や火災が発生し、ＬＰガス設備を含めたライフラインは甚大な被害が発生。（震度・津波高、その他被害詳細については静岡県第４次被害想定に準ずる。）
 
�B訓練内容 ： 　 　 　

区分	訓練内容
情報伝達訓練	●｢災害対策地区本部設置報告｣、｢被害情報｣の共有等、e-mail・web会議ツール・衛星携帯電話・ＳＭＳ等による通信訓練
図上訓練	＜イメージトレーニング＋ディスカッション＞ ●被害状況等を地図にプロットし、情報共有 ●応急点検・応急供給の班編成や、作業実施のための打合せ
実働訓練	●｢点検班｣を編成し、車両により供給先(消費者宅)の設備点検作業を実施（※応急点検） ●｢支援班｣を編成し、車両により避難所へのＬＰガス供給を実施（※応急供給） ●｢作業班｣を編成し、流出容器等の回収を実施（※容器回収） ●防災備品等の取扱いの確認や試運転等を実施（※自主訓練）
強化地区の指定	●島田金谷地区会を強化地区に指定し、会長及び防災対策委員会担当副会長の視察を実施

　 　 　 　 　 　

区分	参加者数	立ち上げ訓練 情報伝達訓練	図上訓練	実動訓練 応急点検	実動訓練 その他訓練
東　部	１１７	１０	９	３	９
中　部	５８	６	３	２	２
西　部	８６	１０	７	４	９
本部・各支部	２２	−	−	−	−
合　計	２８３	２６	１９	９	２０

　 　 　 　 　 　

対象数	ＳＭＳ到達数	開　封	回　答	未回答	エラー
１,０２７	１,０１６	７３７	６７２	６５	１１

●島田金谷地区会では、島田金谷地区会では、情報伝達訓練、応急点検等の実動訓練、図上訓練による避難所の位置確認や大井川の橋梁が被災した場合の迂回ルート検討が行われたほか、地域防災応援プロジェクトで島田市に寄贈したデリバリーステーションを使用した炊き出し訓練が行われ、暖かいカレーが参加者に提供されました。
●訓練後には、参加者から、「詳細な訓練ができた。有事の際にこの訓練を生かしたい。」、「この訓練を、自社の訓練に役立てたい。」などの声が聞かれ、大変実践的で有意義な訓練でした。
●会場には渡邊災害対策本部長と中川副会長(防災対策担当)が視察訪問し、訓練参加者を督励したほか、県消防保安課の萩原主任と、地元島田市から危機管理課の上野課長補佐と担当職員が参加し、訓練を通じ県や島田市との連携強化を図ることもできました。
●島田金谷地区会の皆様には、残暑の中、訓練に真剣に取り組んでいただき、ありがとうございました。

●本日は、拠点参集、情報伝達訓練、ＳＭＳ通信を使用した被害情報収集訓練に加え、各地区における実働訓練を無事行うことができた。充実した内容の訓練が、想定どおり実施できたと思う。
●近年、自然災害は多発かつ激甚化しており、本県においても、災害がいつ発生してもおかしくない状況である。日頃から備えに努め、訓練を積み重ね、災害時には地域のエネルギー供給の「最後の砦」として、住民の皆様の生活をしっかり支えられるよう、協会を挙げて努力していかなければならない。
●ついては、本日の訓練で得られた成果、課題などを全員で共有し、災害が発生した際には、協会、地区会、関係機関との情報共有を密にし、より迅速な対応を行うべく、今後とも努力を積み重ねていただくようお願いするとともに、訓練の参加者及び事前の準備にご尽力いただいた方に厚くお礼を申し上げ、講評とする。